宮城県伊具郡丸森町 「大蔵山」
世界で唯一、ここでしか採掘されない銘石があります。
「伊達冠石」
一つ一つ、黄金色の石肌に包まれて その銘石はこの世に生まれ落ちます。
形も大きさも様々。まさに一つ一つが一期一会の出会い。
その黄金色の石肌をひとたび剥けば、内なる表情が新たなる出会いを生み出します。
その黒檀色は職人の磨きによって姿を変え
ときに月夜の海原のように、
ときに筆先を整える硯(すずり)のように、
時の流れの中で表情を変えながら・・・。
見る者を魅了し、芸術品として、信仰の対象として「伊達冠石」は愛されてきました。
「大蔵山」から遠く離れた、ここ岡山でもそんな「伊達冠石」に
魅せられた石屋さんがあります。
県北の雄、「宇津見石材店」専務取締役 宇津見 樹相さん
自社加工を得意とする津山でも有数の老舗の石屋さんです。
特に樹相さんの石に対する姿勢は誠実そのもの。
決して目を背けず、真っすぐ石材と向き合う姿は
陰りを見せるこの業界の一筋の光なのは間違いありません。
そんな樹相さんが心血を注ぐのが「伊達冠石」
墓石だけでなく、自己表現のキャンバスとして石材加工の作品を生み出し、
数々の芸術コンクールで評価を受けた、その作品のほとんどが「伊達冠石」を用いた作品でした。
弊社もそんな樹相さんに大いに期待し、影響を受け、そして応援させて頂きたいと感じております。
「伊達冠石」に興味をお持ちの方は是非、宇津見石材店さんに相談してみてはいかがでしょうか。
きっと、「伊達冠石」のさらなる魅力を若き匠がお話して下さる事間違いありません。